婚姻届


もう結婚前に里帰りに来ることはないので、
お父さんに婚姻届の証人になってもらうべく、
区役所に婚姻届を取りに行きました。


用紙が見当たらなくて、しばらくうろうろしていて、
カウンターで係の人に直接言わなきゃいけないんだと気付いて、
順番を待ちました。
カウンターは2つあって、
婚姻届を提出してるらしいカップルと、
出生届を出しているお父さんらしい人がすでに手続きをしていました。


身分証明の提示を求められて、同時に同じような仕草でカバンを探り出すカップルを微笑ましく見ていたら、「おめでとうございます」と言われて出生届のお父さんが立ち上がりました。


私が呼ばれて、婚姻届が欲しいと言ったら、カウンターの奥の引き出しから紙を持ってこられました。
やっぱり、言わないと紙はもらえないんですね。
よくドラマとかで見る婚姻届は白い紙に緑インクで印刷されているのに、
仙台市泉区は白い紙に黒インクで、なんかイメージと違いました。
(後で、妹と彼も同じ感想をもらしていました)
あと、紙を見ると、「仙台市泉区長」と書かれていたので、自分が届け出るのは別の役所なのだと言ったら、様式は全国共通なので大丈夫と言われました。恐らく、届け出られた役所の方で修正するのでしょう。


私のように、戸籍のある自治体とは別の自治体に届け出る場合は、
本籍の確認をするために戸籍抄本か戸籍謄本が必要になるのですが、
親の戸籍から抜いて新しい戸籍を作ることになる場合は、親の戸籍も用紙に書かなければいけないので、抄本より謄本のほうがいいと言われました。
手数料も同じなので、アドバイスどおり戸籍謄本をもらって帰りました。


家に帰って、ちょっとどきどきしながら婚姻届を親の前に出すと


「あ、それうちで印刷したのよ」


…実はうちの実家は印刷屋で、役所の仕事もちょくちょくもらっているのですが、
婚姻届を印刷しているところは見たことなかったので面食らいました(笑)
まあ、ありえる話ではあるんで、理解は出来るんですけど、
なんかこう、もっと別の反応を期待していたので…(苦笑)


証人の記入は、明日彼氏と私が名前を入れてから、お願いすることにしました。