梅田デート


クリスマスプレゼントは手袋がいい、
ということは前から伝えてあって、
でも好みとかサイズがあるから、
二人一緒の時じゃないと、というのがあって、
本日梅田に行くことになりました。


ところが、出かける前になって私が号泣。
というのも、彼から
「お前が喪中だから、
 父親と相談して年賀状は出さないことにした」
ということを聞いたのが発端。
確かに、祖父は今年亡くなった。
でも、母方の方で家が違うから私は出していいんだと
解釈して私は年賀状を出したのです。


喪中だと知らないで相手に年賀状を出すことはアリとして、
喪中の本人が年賀状を出すって、
「身内が死んだことも忘れてた」みたいじゃないですか。
これじゃ、常識も知らない薄情な娘だと思われる。
動揺して手が震えました。


そうだ、家で年賀状を出していれば問題ない。
そう考えて家に電話したら
「お正月はやるけど、年賀状はださないよ」
と言われ、泣きそうになったのですぐに電話を切りました。
切った直後、大泣きしました。
喪中と気づいた時、親に相談しなかった私が悪い。
仕事が忙しくて余裕がなかったなんて、言い訳にしかならない。
彼が気にすることないよ、とか慰めてくれましたが、
気持ちは嬉しいけど私にとって根本的な解決にはならず、
しばらくして休みあけに郵便局で回収できるないか聞いてみようということで
何とか自分の心の整理をつけて泣き止んだものの、
その後の私の態度が悪いと彼から説教され、また号泣。


せっかくのデートの日なのに、何をやっているんだ私は。
つくづく情けなくて、涙が止まりませんでしたが、
時間の無駄だし、このままぐずぐずしてデート中止なんて
悲しいことにしたくなかったので、気持ちを切り替えました。


出だしはそんなでしたが、その後は万事問題なかったです。
お好み焼きは美味しかったし、
手袋は気に入ったのを買ってもらえたし、
明日のホームクリスマスのおかずは買えたし、
夕食の鍋は美味しかったし。